FXの知識

FXの信託保全とは/FXにおける信託保全と取引会社/FXの税金/くりっく365とは

FXの信託保全とは

FX取引会社を選ぶ中で一番重要なのが信用性です。
もちろん手数料の有無、携帯電話対応の有無、スワップポイントなどFX取引会社を選ぶポイントはたくさんあります。しかしいくら手数料が無料でも、携帯電話対応がされていても信用性が低いFX取引会社では安心して投資をすることができませんよね。
もし口座を開いたFX取引会社が倒産してしまったらどうなるでしょう?
FX取引会社が倒産した場合、取引会社によっては保証金が戻らない場合もあります。
いくら手数料が安くても取引会社の倒産で保証金が戻らなければ意味がありません。そんな信用性の低い会社とは取引したくないですよね。
ではどうやって信用性をみるか?
信用性をみる目安として、信託保全をしているかどうかをチェックすることをオススメします。
信託保全とは投資家が保証金としてFX取引会社に預けたお金をそのFX取引会社が信託銀行に資産と分別して信託し保全することです。こうすることでFX取引会社が倒産した際、投資家が預けた保証金を守ることができるのです。
一方で信託保全をしてないFX取引会社と取引していた場合、その会社が倒産した際、預けた保証金は返ってきません。
FX取引会社を選ぶ際は、信託保全をしているかどうかチェックしましょう。

FXにおける信託保全と取引会社

FX取引を始める際、取引会社を選ぶことはとても重要なポイントです。
あなたは取引会社を選ぶ時、どの点を重視しますか?
信用性ですか?手数料ですか?レバレッジですか?
FX取引会社を選ぶときに重視して欲しい点に信用性があります。
この信用性を見るために必ず信託保全がされているかどうかをチェックしてください。
信託保全がされているFX取引会社は万が一倒産しても、預けた保証金は信託保全によって守られているため戻ってきます。しかし、信託保全をしてないFX取引会社の場合、その会社が倒産したとき預けた保証金は戻ってこないのです。
信託保全しているFX取引会社には、外為どっとコム、FXCMジャパン、三貴商事、 ジェイ・エヌ・エス、上田ハーロー、ひまわり証券、エフエックス・オンライン・ジャパンなどがあります。
FX取引会社によっては信託保全されていない会社も多く、また信託保全されていても内容があまりよくない会社もあります。その他、会社資産と顧客資産を分別管理をしていると公表しているFX取引会社の中には自社で分別管理をしていて信託銀行で分別管理されていない場合があります。この場合は安全性が低いので気を付けましょう。



FXの税金

FX取引で儲けた場合、株取引と同様に税金がかかることを知っていますか?
FX取引をはじめる時にうっかり調べ忘れてしまうのがこの税金。
株取引同様、FX取引でも儲けたら儲けっぱなし、というわけないはいかないのです。
給与所得が2千万円以下で、FX取引で年間20万以上儲けた場合、確定申告が必要となってきます。
もちろん、20万円に相当する外貨を儲けた場合も確定申告が必要となります。
(FX取引以外の雑所得がある人は、FX取引での儲けとその他の雑所得を合わせて20万以上となった場合も確定申告が必要となります。)
FX取引によるこの儲け、つまり利益(為替差益、スワップポイント)は個人の場合、雑所得として総合課税の対象となり確定申告が必要となります。
確定申告とはその年の1月1日〜12月31日の間に得た所得金額を申告書に記入し、翌年の2月16日〜3月15日に税務署に申告することです。
雑所得を申請する際、必要経費を控除することができます。つまり所得の総額から必要経費として使った金額をマイナスすることができるのです。
FX取引における必要経費とは、取引手数料、プロバイダ使用料、セミナー参加費用、セミナー参加のための交通費、電話代、ノートやペンなどの筆記用具などのことです。
必要経費として申請するものには証明する書類が必要となるので必ず領収書を取っておくようにしましょう。

くりっく365とは

FX取引の「くりっく365」をご存知ですか?
最近よく目にしたり耳にするようになったこのくりっく365は、外国為替証拠金取引(FX)を公設取引所で行う取引所取引のことをいいます。
ちなみにくりっく365以外のFX取引は非取引所取引です。
このくりっく365は東京金融先物取引所が運営を行っています。
通常のFXが取引所を経由しない取引きであるのに対し、くりっく365は公設取引所で為替の取引をする点が大きな特徴といえるでしょう。
税率システムが通常のFXと違うこともまた特徴の一つです。
通常のFX取引の場合、税金は総合課税で税率15%〜50%で所得金額に応じて変化します。
一方、くりっく365は税金は申告分離課税でどんなに儲けて利益が出ても税率は一律で20%となっています。
そのためFX取引で大きな利益を出す人はくりっく365の方が通常のFXよりも税引き後の利益が多くなります。
また、くりっく365はFX取引で損失が出ても、確定申告すれば3年間損失の繰り越し控除ができるというメリットがあります。
これはくりっく365のみのシステムで、通常のFX取引では繰り越し控除はできません。
くりっく365のデメリットとして取扱い通貨ペアが7通貨ペアと少ないことが上げられます。また手数料も無料ではありません。


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